それはオーダーしていたバックです。
私のわがままを押し付けた普通では考えられない要望に応えてもらいました。
ご存じの通り私はREIKO AOKIさんのデザインが大好き

バックもポーチもたくさん持っています。

でも、一番のお気に入りはこれ!
形も大きさも使い勝手もよく、
かわいいのにカチッとしているところが好きでした。
使い倒して汚れてしまい、持ち手も本体もボロボロに

似たようなものを購入しようにも
最近はトートバックやリュックなどのカジュアルな製品ばかりで
キチンと系のものは作らなくなってしまいました。

「いつかクリーニングできたら」
「傷んだ部分を補修できたら」
そんな希望を抱きながら汚れて使えなくなったバックを
10年以上も保管し続けていました。
「捨て魔」の私には珍しいことです。
そんな時、色々なオリジナルの革製品を作っている
クマガイヒロコさん(通称プリシラ)のFacebookを見て
思い切ってお願いしてみました。
「絵を生かして同じようなバックを作って欲しい」
なんとも中途半端なオーダーにも快くOKしてくれました。
作家さんとしては一番楽しくない依頼なのでは?
洋裁もそうだけどあるものを壊してリメイクするほうが
新しく作るより何倍もタイヘン

しかもリメイク意外にもこまごまとした要望があります
@持ち手はショルダーにも手持ちにもなる長さ
Aスマホが簡単に取り出せること
B鍵を探さなくていいようにフックを付ける
C中が散らからないよう内ポケットがあること
Dはピン(足)を付けてほしい
E雪や雨が入らないようフタが欲しい
本革で作る部分は好きな色に染めてくれるというので
マーサピンク(コーラルピンク)を希望
実際に会って話したり、zoomで打ち合わせたり

そしてリフォームが始まりました。
自分のバックが生まれ変わる様子を見るのは
とても贅沢なような特別な思いでした。

全パーツ解体
ひえ〜〜〜〜

続きは次回