やっと実現したペットのいる暮らし
ところがそれは思い描いていたものとはかけ離れていました。
まず、
くさい!!!
家まで連れ帰る車の中で息も荒く暴れたので
車の中がくっさい!
おもわず窓を少し開けていたら
ガラスがよだれでべとべと・・・
手を掛けた窓枠が傷だらけ
お口が臭いし、体も臭い

当然家の中もくさい!
洗いたくてもお腹の傷があるから洗えない


お散歩させるとぐいぐい引っ張って
行きたい所へ行く
歩きたくない時は頑固に動かない
そんな調子だからノドのあたり毛が抜け、
首輪が擦れて傷になっている
唯一良かったのは人が大好きで
誰にでもなでられていたらゴキゲン
そのかわり
ちょっと離れたり、
姿が見えなくなると
この世の終わりかと思わせるような悲しく切ない声で
「うぉーーーーーーーん!
うぉーーーーーーーーーーん!!」
うぉーーーーーーーーーーーーーーん!!」
ちょうどオオカミの遠吠えみたいに
いつまでも鳴き続けるのです。
しかも
自分を置いて行った仕返しとばかりに
じゅうたんのあちこちで必ずおしっこ
時にうんち

そしてイタズラ
こんな引き出し式のごみ箱も

このありさま

人間が食べるような「ごはん」を与えられていたようで、キッチンに立つとしっぽをグルングルンさせて足元で待つけれど ドッグフードには目もくれない
一粒食べさせようにも頑固に拒否!
甘えてくるようすは確かにかわいい
でも、
この時点では
不安の方がずっと大きくて
「あ〜 大変なことになってしまった。
私の決断は間違っていたのかも。
やっぱりペットショップでじっくり考えて選ぶべきだった。
いえ、せめて書類にサインする前に見るべきだったわ
だって想像よりもずいぶん大きい
もう返すことは出来ないのだろうか。。。」
そんなブラックなことばかり
浮かんでいたのです。
(娘よゴメン)
ところが、この想いをがらりと変えてくれる
魔法使いに出逢ったのです
その話はまた来週