2016年06月08日

開店後のアンハッピー(2)


古い店舗は通りに面して大きな窓があって
この窓にシールで作ったメニューを貼っていました。

  フェイシャル ¥3500〜
  ボ デ ィ   ¥4000〜
  まつ毛パーマ ¥3500

オープン当初はそうでもなかったのに
1年経った頃からまつ毛パーマが大人気メニューに!
リボーンだけでなく美容室でもやり始め
ちょっとブームが続いたと思います。
価格もどんどん安いところが出てきて
¥2,000〜¥1,000のところもありました。

リボーンはずっと¥3500のまま。
まつ毛だけに60分を費やし、
端の1本まできれいに巻きつけ
全く痛みもなくキレイにカールが付いて
1ヶ月〜1ヶ月半は長持ちする。
他とは差別化できる自信がありました。
他より比べて高いにも係わらず人気メニューでした。

ある日名乗らない女性からの電話がありました。
「おたくでまつ毛パーマやってるでしょ。
美容師の資格はもってるわけ?
美容師しかやれないこと知ってるの?
直ぐにやめなさい!」


別の日
まだやってるの?
いつやめるの?
サクラを送って調べるから嘘ついても直ぐわかるからね!」


別の日
「もうやめたんでしょうね。
やめないと保健所に通報するからね!!」


こんな調子で何度も何度も電話が来て
その度に心がドーンと落ち込みます。
涙が出ます。
「こんな思いをするならやめてもいいや」
そう思う反面
誰かもわからないこんな失礼な電話で
大切なお客様を要望を切り捨てることが悔しくて
「やめるもんか!」とも思いました。

最後の電話の後まもなく保健所からの呼び出し。
結局通報されたのです。

保健所の担当者が気の毒そうに言いました。
首から上の毛髪は美容師免許取得者の分野となりまして・・・
始末書を書いてきました
まつ毛パーマを2度といたしません」て。

__ (2).JPG






posted by リボーン マーサ at 00:22| Comment(0) | リボーンの歴史
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