札幌市西区琴似にある美容室
社長の正義先生、奥様の紀子先生、
事務の二塚さん
そしてマネージャー、店長他12〜13名程のスタッフがいる大きな美容室でした。

私は2〜3ヶ月に一度程度の利用。
若手のスタイリスト中村さんが担当でした。
「ここでエステをやらせてもらえないか?」
まだ数回利用しただけの一顧客の要望を
店長、マネージャーを経由して社長に届けてくれました。
今考えると組織の中でしか働いたことがなく
集客のノウハウも力もないのに
おこがましく生意気だったと恥ずかしくなります。
エステルームはお客様がほぼ0からのスタートでした。
私が常駐するようになり、美容室との連携が出来ました。
美容師さん達は仕上げのブローの前にエステルームに
お客様を誘導してくれました。
常連の方も出来ましたがそれではまだまだ足りません。
パーマや、カラーの放置時間に
お客様のそばへ行ってハンドマッサージを
サービスしながらお話をしたり、
体験チケットを作ったり
割引券できっかけを作ったり、
エステの存在を近所に知らせるチラシも
作りました。
始業前には美容師さん達が
ポスティングを手伝ってもくれました。
それでも給料分の売上げにはなっていなかったと思います。
三浦正義社長は 優しくて厳しくてあったかい人でした。
私にプラスになりそうな講習会を見つけては勉強に行かせてくれました。
*写真はエステティックブランドのクリスティンバルミー夫妻が
サロンを訪ねてくれた時の物
美容室があまりに忙しそうで手伝いたいという気持ちと、
将来的にあったらいいかも?というあいまいな気持ちとで
「美容師の免許もとっておこうかな?」と口にした私に対し
「これからはエステの時代が来るから中途半端なことはするな。
エステの専門家になれ」ということをおっしゃいました。
驚くかもしれませんが、エステティックは資格がなくても
違法にはなりません。
私の経歴を見てもわかるとおり、
いきなりエステティシャンになれるのです。
この時に改めて1から勉強しようと思い、
通信教育を始め、1993年に認定エステティシャンになりました。
グディは組織がしっかりしていて育成環境もあり
学ぶことが多いところでした。
この頃の美容師さんとは今でも交流しています。
しかし、ここも2年勤めて夫の転勤
恩返しできないうちに辞めることになってしまいました。