札幌市中央区の南1条電車通り
4丁目プラザの前から7丁目にかけては
「エステ街」とも「エステ銀座」ともいわれ、
1丁歩けばエステサロンが7〜8件あるような場所です。
その中のビルの一角に勤めていたサロンがありました。
勤務時間 10時〜18時、10時〜20時
日曜日 休み
給料は確か 8万円+歩合給
社長、課長(たまにサロンに現れるが普段は何しているか不明)
事務の年配の女性(私達の相談相手)
お花を生けにくる美しい女性(何故かいつも豪華な花があった)
店長(あまりエステはせず スタッフの管理、フォロー)
エステティシャン(21〜28歳 常に入れ替わり4〜6名)
ありもしないポストの求人に騙されて
思いもよらないところに就職した私でしたが、
エステの手技を習い始めたとたん
たちまちとりこになったのです。
練習を繰り返しながら
仕事中にこんな楽しい事をしていていいのか?!
と感じるほどでした。
まさに天職に出逢えたと思いました。

お休みの日に海へ行っても
友人の顔や身体にオイルを塗りまくって
マッサージの練習をしていました。
こんなでしたから手技はすぐに覚えて
戦力としてサロンデビューもすぐでした。
次に課せられた仕事はというと・・・
「友達を呼ぶ」
でた〜〜〜!!
よくありますよね。あれです。
無料体験で呼び、その後先輩が勧誘トーク炸裂で
お金がなくてもローンを提案して長期契約を取るのです。
20万〜40万円のコースがありました。
それ以外に化粧品売り、継続コース売り。
一ヶ月の売上げノルマが最低80万円
事務所には棒グラフが貼られ、自分の呼んだお客様の契約が取れたら赤マジックでグラフを伸ばしていくのです。
ただし、先輩がトークをした場合は売上げの半分はその人の成績になります。
もちろん毎月の会議はほぼ数字のことばかり。
実績の発表と、反省と、当てのない翌月の目標数字発表
すべて個人の努力まかせ、人脈まかせ。
成績の悪いスタッフは
「マイナス要員だ」と言われ、
新規の予約が取れるまでひたすら電話掛け
契約が取れたら取れたで、施術が忙しくなるのですが
それは数字に表れないので
上司には全く理解されない部分でした。
エステの施術そのものは楽しかったのですが、
月末には不安で胃が痛くなる。
なんとか達成したと思うとまたすぐにゼロからのスタート
そんな日々でした。
*毎日を必死に頑張った仲間たち
あ〜〜〜 言っちゃた。
ちなみに今はもうなくなったサロンです。
でもでもお客様と接していたり、施術をしている時は至福で
エステのお仕事はやっぱり楽しくて大好きでした。
だからみんながちゃんと楽しく働けるように不条理な面を改正したくて立ち上がることにしたのです

長くなったのでこのへんで
つづく
エステティックリボーン
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電話での相談 0166-74-7732
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