小学生になっても変わらず
中学校でも変わらず、
ところが、中三のいよいよ進路を決める時になって
ストップがかかります。
公務員である父のひと言。
「普通高校へ進むべき」と。
高校卒業時には
「女の子も短大くらいは行くべき」。
短大卒業後は大手企業へ就職。
コンピュータメーカーのインストラクターとして働きました。
美容師とはどんどん離れた方向へ
親の敷いたレールの上を歩きました。
それでも夢は「いつか自分のお店を持つこと」
って変でしょうが!(笑)
自分の想いとは裏腹でありながらも
無意識に「親が喜ぶ事をする」
という生き方を選んでいました。
バブルの時代にたくさんの給料を貰い
毎週末遊びに出かけ、
スキーにゴルフにテニス旅行。
華やかな生活を満喫しましたが、
週末のために月〜金曜日を過ごすような状況で
仕事そのものを楽しむ事が出来ませんでした。
6年勤めて結婚退社。
ここからやっと自分の為に選択する
という人生がスタートした気がします。
かなり遠回りして、年もとってしまった。
美容師を目指すにはもう遅いけれど、
夢をあきらめたわけでもなく、
何か美容関係の仕事が出来たらいいな〜と思っていました。
つづく。